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2013/09/24 (Tue) ポーランドで出産-病棟、新生児室など-

チビ、明日で生後満2か月です。
ここまでなんだかあっという間でした。
チビと一日中べーったり、おっぱい、おむつ、おっぱい、おむつ、おふろ、おっぱい・・・の日々、
時々「こんなに閉じられた世界にいていいのだろうか」とふと不安になることも
ないわけではないですが、楽しんでおります。

日に日にふくふくと丸くなっていくチビを見るのは
「私が(わたしのおっぱいが)こんなに大きくしてるのか!」と不思議な気分になるとともに
誇らしくもあります。
私のペチャパイが、人生30年目にしてこんなにも役立つ時がくるとはね…!

015_201309232358082cc.jpg
細かった腕もいつの間にかぷっくぷくに。


さて、約ひと月ぶりの更新です、ポーランド出産事情。
今回は出産後過ごした病棟や新生児室などの公立産院のシステムについて
書きたいと思います。(今回もかなりの長文です、お時間のあるときにどうぞ)

病棟は普通分娩のママ用、帝王切開のママ用と分かれていて、
エレベーターをはさんで東側と西側にありました。
未熟児や健康に問題のある赤ちゃんが治療を受ける部屋は帝王切開の病棟内に。

部屋は基本、二人部屋です。
私立病院だったら部屋の値段によって個室があるでしょうが、
公立病院はすべて無料なので、おそらくすべて二人部屋なのではないかと思います。

1375256058812.jpg
部屋の様子。
ベッドがふたつ並んでいるほかに、ベッド脇に引き出しの付いたラックがそれぞれひとつずつ、
おむつ替えの台がひとつ(二人で共用)、
食事を摂る用の小さなテーブルがひとつと椅子がふたつ。
部屋の中にトイレとシャワーがあります。
私は入院前半と後半で部屋を移動したのですが、なんと後半の部屋の
シャワーはお湯が出なかったのです!まさかの水シャワー。
夏だったからよかったけど、冬だったら凍えていたわ…。

部屋の設備は簡素だけれど、基本的に2日~長くても一週間以内には
退院なのでまあ充分、といったかんじでしょうか。
3か月前に別の公立病院で出産した友達の妹が
「ポーランドの公立病院はトイレットペーパーもないから、
自分で持って行かなきゃダメだよ!」と言われて準備して行ったのですが、
この公立病院にはトイレットペーパーがありました。
不満を言えば、シーツ交換がなかったこと。
冬ならまだしも、夏は汗をかくし、結構辛かったです。

そうそう、「クーラーがない」こと、これが本当に辛かった!
ポーランドの家には暖房はあってもクーラーがないのが普通なので
病院にもないのは仕方ないかもしれないけれど、
私が出産した週は異常気象と言われるくらい気温が高く、病室内はサウナ状態!
帝王切開病棟は東向きだったのでまだましなほうだったけれど、
普通分娩病棟は昼過ぎから夜まで西日がガンガン差し込んで相当つらそうでした。
授乳しながら汗だらだら、もう恥を捨てて上半身裸でいたいくらい。
実際のところ、夜も連日熱帯夜で、授乳も頻繁だったので
胸丸出しでうとうとしてました(笑)

毎朝1回、お掃除のおばちゃんが床のモップがけとバスルームの掃除に、
一日2回、朝と夕方にゴミ箱のごみ回収にきてくれます。
お掃除のおばちゃん達はみんなフレンドリーで、来るたびに「痛みはよくなった?」、
チビの顔をみては「かわいい子だね」と声をかけてくれました。


新生児室は帝王切開病棟の並び、エレベーターホールをはさんで病棟南側です。
日本のようにガラス張りの大きな部屋にずらっとベッドが並んでいて
空調管理がしっかりされている(というイメージ。間違ってます?)わけではなく、
ママたちの部屋ふたつぶんくらいの大きさのふつうの部屋に体重計や入浴用のシンク、
心拍をはかる機械などがあって、そこに移動ベビーベッドにのった赤ちゃんがいる、
というかんじです。
基本は生まれたその日から母子同室で、どうしても疲れてしまったときにのみ
新生児室に電話して赤ちゃんを預ける、といったシステムになっているようです。
帝王切開の場合は、歩けるようになる翌日から母子同室、その日は夜の間は預かって
もらって、3日目から24時間赤ちゃんと一緒の生活をおくります。
お風呂は夕方6時過ぎに助産婦さんが移動ベビーベッドごと赤ちゃんを回収にきて、
終わったらまた部屋まで連れて来てくれました。

私は出産前に両親学級などに通わなかったので、一度入浴の様子をみてみたいと思って
「見学してもいいですか?」ときいたのですが
「ふだん家で入れるのとはぜーんぜん違うやり方だからみても参考にならないと思うわよ、
見るよりもその間横になって休んでなさい」と言われました。
退院してからモティカ姉にその話をしたら
「ははは、そりゃそうだよー。だって、いちいち丁寧にベビーバスにお湯をはって、
なんてしないもん。泣きわめいてもお構いなしに、絞めた鶏を洗うみたいに
シャワーで頭からジャーーーーって流しておしまいだよ」とのこと。
逆に見学してたらショックを受けそうだったから、見なくてよかったのかも(笑)

そうそう、移動ベビーベッドというのはこれです↓

1375254740143.jpg
このベッド、日本の産院でも使われているんでしょうか?
下にタイヤがついていて移動させるのに便利、帝王切開ママにとっては、
これを支えに歩けて、その点でも優秀。

1375254804549_20130923221858607.jpg
こんなふうにベッド脇にセットできて、透明なので赤ちゃんの様子も
ばっちり見られて安心。退院時に家に持って帰りたい!と思ったくらい。
(考えてみたら家のベッドと病院ベッド、高さが全然違うんですけどね)

家族や友人との面会室は普通分娩病棟並びの南側にあります。
面会に来た家族は病棟内には入れないので、病棟の入り口で着いたよ!
と本人に電話するなり、看護師さんに頼んで呼んできてもらうなりして
エレベーターホールまで出てくるのを待ちます。
赤ちゃんも移動ベビーベッドにのせて、一緒に面会です。

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面会室は差し入れの食べ物を頬張るママと、生まれたての赤ちゃんに
興奮する家族で連日いっぱいでした。
面会室が満杯で、エレベーターホールでちょこっと面会、という日もあったっけ。
椅子だけひとつ持ってきて、エレベーター脇でスープを飲んだのもいい思い出です。

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エレベーターホールにて。


看護師さん、助産婦さん、お掃除のおばちゃんと、病院スタッフはみんな
基本的に親切な人たちでした。
正直なところ、「先回りしていろいろしてくれる」というサービス精神は
なかったけれど、「言えば快くやってくれる」かんじ。
自分からこうしてほしい、と言わないといけなかったので、病院に入院していた6日間で
新たなポーランド語の単語をたくさん覚えられたのがちょっとした収穫でした。


最後に。
もし二人目の子供を授かったとして、またポーランドの公立病院で出産したいか?
と誰かに聞かれたら…
うーん、嫌!というわけではないけれど、
次は産めるものなら日本で産んでみたいな~というのが本音でしょうか。
日本のきめ細やかなケアとか、美味しい病院食とか堪能してみたい!
でもひとり里帰りして出産、というのは想像できないので、やっぱり無理かなあ…。


続いては退院後の助産婦さん訪問や予防接種など、
自治体からのケアについて書くつもりです。
出産ネタの他にも最近たくさん書きたいことがあるので、のんびり更新になるかも
しれませんが、まだ記憶がしっかりしているうちになんとか書ききりたいと思っています。
ひきつづきお付き合いいただければ幸いです;)

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ふむふむ、と今回もまた興味深く読ませてもらったよ!
そうか、夏の出産だと病院にクーラーがないのはツライね。
病院によっても、また地方によっても違うのかな?
私が出産した病院は4人部屋が基本で、面会は必ず面会室でしなければいけないってわけじゃなかったよ。
だから、結構連日お見舞いの人がワラワラと訪ねてきて
(面会時間は決まっているけど)
落ち着かなかったわ・・仕切りのカーテンはないし、
授乳中の時は嫌だったなあ。部屋にシャワー・トイレがあるのは
いいね!水シャワーは有り得ないケド・・・

2013/09/26 04:19 | ゆっきーまうす [ 編集 ]


 

〉ゆっきーまうすちゃん
病室に家族が来られるのは嬉しい反面、4人部屋だと気をつかうねえ~。
とくに授乳中は困るね。。。私はさ、授乳し終わった直後に家族がきて、慌てて準備して面会室に向かったら、授乳用パジャマの胸のボタンがあいてて、乳丸見えだったのに面会室についてから気づいたなんてこともあったなあ(笑)
入院中は、人に胸をみられることに抵抗がなくなったよ。助産婦さんに「ほれ、胸見せて!グイグイ(力強く揉まれる)」ってされてたしね。ははは。

2013/09/26 19:05 | ogrod [ 編集 ]


 

部屋にシャワー&トイレがあるって便利だね!
私は4人部屋でトイレは別だし、シャワー&お風呂は病棟に2つしかなくて並ぶことも(・・;)
赤ちゃんベッド日本も同じだと思う(少なくとも私が産んだ所は)
私が産んだとこには、下がカゴになっててオムツやおしりふきetc入れられて便利だったよ!
しかし、ポで産むってすごいー。私、ついに真面目にポ語を勉強しなくては!と思い始めた…。

2013/10/02 20:20 | EliilE [ 編集 ]


 

>EliilEちゃん
トイレとシャワーがお部屋にないのは結構しんどいね!
ポーランドの公立病院、そのへんはなかなかよかったかも。
移動ベビーベッド、いろんな国で使われていそうだね、便利だよね♪

ポ語、・・・すぐに息子にぬかされてしまいそうだよー今から恐ろしいわ:(
亀の歩みでも、ちょっとずつがんばろう!

2013/10/04 05:10 | ogrod [ 編集 ]


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2010年秋からポーランド南西部在住。
異国での日々の生活、身の回りのできごとをぼちぼち綴っています。

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