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2012/12/16 (Sun) 弁当部 in Poland

先月末、ひとりの生徒さんが、働いている日本語学校主催の
9日間の日本旅行から戻ってきました。
たくさんの写真と、お菓子、お土産話を持って週明けのレッスンに来て、
レッスン後に場所をカフェに移動して、初めての日本の感想を
みんなで興味深く聞きました。

彼女がいちばんびっくりしたのは「日本のどの街もとにかく道がきれいなこと、
どこもかしこもサービスがいいこと」だったそうです。
たしかに、去年のクリスマスにポーランド家族と日本に行ったときも、
ごみひとつ落ちていない駅をみてモティカ母が「こんなにたくさん人がいるのに
どうしてここまでの清潔さを保てるんだろう?!だれが掃除してるの?」
と衝撃を受けていて、ポーランドに戻ってからも近所の人に
日本の感想を聞かれては「とにかく清潔だった!」と興奮して話していたっけ。

私はこれは日本人とポーランド人のモラルの違いだろうと思っています。
「道が清潔に保たれている」=「清掃員が昼夜問わず働き続けている」ではなく、
「道が清潔に保たれている」=「基本的に人々はごみを道端に捨てない」のが
日本の街が清潔な一番の理由だと思うのです。
私を含め大多数の日本人は「公共の場にごみを捨てること」はいけないこと、
と考えていますよね。それは「他の人を不快にさせないよう行動する」という
モラル観からきているものだと思います。
「和の精神」と言い換えてもいいかもしれません。
でもポーランド人には日本人なら自然に身につけている
「和の精神」という概念が基本的にないように思います。
これはポーランド人だけじゃなくて、他のヨーロッパ諸国の人にも
言えるのかもしれませんが、とにかく「他の人のことより、まずは自分。
自分がよければOK!」という考え方の人が多いと感じます。
だから、バス停に面している誰かさんの家の敷地内に飲み終わったペットボトルや
空き缶を捨てても平気、自分が使用後のトイレが汚くても気にしない…
という場面をよくみかけます。
よくAは「“政治家は20年、30年後にはポーランドも日本のような先進国になる”
っていうけど、ありえないと思う。まず精神構造がちがうもの。」と言っていますが、
あながち間違いじゃないかもなあと思ったりします。
(※ここで断っておきたいのは、私はすべての日本人が、すべてのポーランド人がこうだ、
と言いたいわけではないということ!もちろん、ごみを捨てても平気な日本人だって
いるだろうし、他の人のことを考えて行動するポーランド人がたくさんいるのも
知っています。なので、これはポーランドに住んでみての私の個人的な感想にすぎませんので
あしからず…。)


まあともかく、彼女の初めての日本旅行は素晴らしいものだったようで、
さらに日本が好きになった!と言ってもらえて
いち日本人としては嬉しい限りです:)
日本語を勉強している生徒さんにとってもまだまだ「遠い国」
という印象の日本、今後みんなが日本に行く機会が増えて
本当の日本をその目でみてもらえたらいいなあと思います。


ああ、なんだか前置きがすごく長くなっちゃいましたが、
今日の本題。

今回、ポーランド居残り組の私と生徒さんが
日本からのお土産で楽しみにしていたのはお弁当グッズの数々♪

FxCam_1354980585195.jpg

楽天を使って私がネットオーダーし日本の友人に受け取りを頼んで、
生徒さんが東京に行った際に会って引き渡してくれたものです。
お弁当箱10箱にお弁当を包む用のふろしきなど、
大量にスーツケースにつめて持って帰ってきてくれました。

私は、お昼ご飯を食べずに出かけていく日が時々あるA用に
お弁当箱とお箸、巾着、そしてピックを購入。

IMG_7206_20121216203745.jpg

IMG_7209_20121216203757.jpg
ピックは、音楽家ということで音符のものにしたのですが、
これがAには予想外に(?)大不評!「子供じゃないんだから…」って。

そんな声にも負けず、実際にお弁当を作って刺してみたものの

IMG_7204_20121216203744.jpg
仕事から帰ってきたA、
「かわいいのはわかったから、次はやめてー。洗いづらくって仕方ない」
(Aはお弁当を食べた後、職場で洗って持って帰ってきてくれる)
と言われてしまいました…むー、せっかく買ったんだけどなあ~。

いつの日かホームパーティでも開いてミニサンドイッチとかふるまっちゃうような
機会が来たらその時に使おうかね、と思っていますが
あと数年はお蔵入りかなあ…。


他にお弁当箱を買った生徒さんたちも、早速サンドイッチを詰めたり、
ケーキを入れて学校や職場に持って行っているそうで、
これから私の周りでお弁当率があがりそうです。"弁当部 in Poland"発足です。
その中には女の子だけではなく、「弁当男子」も3人いますよ:D


おまけ↓
DSC00205_20121216203437.jpg
みんなの反応が面白かったお土産の一つが「マスク」!
日本では寒くなってくると街の人のマスクの着用率がぐんと上がりますが、
これ、ポーランド人にはそうとう奇異に映るようです。
「風邪をひいてからだけじゃなくて、予防のためにもするんだよ」というと
みんな驚きます。
あと、これはグッズではないけれど日本人の若者がカメラを向けると
必ずする「ピース」。これもポーランド人にとっては不思議なようです。
彼女が撮った京都や広島での写真を見ていると、
修学旅行生と一緒に撮った写真はどの子もみーんな一斉にピースをしていて、
それを見るたびにみんな盛り上がっていました。
「人差し指と中指をここまで開くのって、私たちには難しいんだよねー」って(笑)

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風邪を引いちゃった我が夫は週末中家の中でマスクをつけてました。マスクしながら赤ちゃんのお世話してたら、マスクがこわかったのかどうか赤ちゃんにギャン泣きされて、へこんでた笑
私もポーランドの人連れて日本を案内した時は、花粉症の季節だったんだけど、街の人がマスクしているのをポーランドの人たちが見て、原発の放射能の関係じゃないかと怯えてたよ・・

2012/12/17 05:43 | SLOWART [ 編集 ]


 

はじめまして。
私もポーランドに住んでいたことがあります。
ブログを楽しく拝読しております。

日本を訪れる外国人が、日本の街の清潔さに驚くようですが、私はさらに一歩踏み込んで、その精神構造が各個人の成長段階のどこで形成されるのかと考えてみました。

私はたぶん日本の初等教育(要するに小学校、および付随するコミュニティでの活動)ではないかと思います。
思春期に入る前の自我の形成期に、基礎的な学力と社会モラルを繰り返し繰り返し徹底的に叩きこむのが日本の教育の伝統でした。
児童の段階でその教育過程を経て大人になった人々は事務的な作業は得意になりますし、社会的なモラルの意識も高くなります。
近年は「ゆとり教育」志向によってそれがズタズタに破壊され、その後ゆとり教育に対する反省が行われ方向性が修正されはじめていますが、そういったゆとり教育のために日本も基礎的な学力と社会モラルは長期凋落傾向にあります。

長期の傾向は津波のようなもので、いったん始まってしまうと、もはやなかなか収まりません。
日本の大人の事務的能力や社会モラルが今後少なくとも数十年間に渡って大きく低下していく事態はもはや避けられそうにありません。
かといって今すぐにでも修正しなければこういう好ましくない傾向がさらにその後も続いてしまいます。

ポーランドが今後長期的な発展コースに乗るか乗らないかは、ひとえに初等教育の内容如何にかかっているかもしれません。
私個人は上のような考えに立っていまして、児童に自由を与えることには大反対です。
日本の1970年代まで行なわれた、軍隊的で厳格な、徹底した「ドリル」方式を用いた学力や社会モラルの「詰め込み教育」は、100%正かったと思います。

いっぽう、中等教育では生徒は思春期にあるため、強制の部分が多い教育方式(詰め込みすぎ)は良くないと思います。
その時期はもっと「自分で考える」力を伸ばすことが大事ではないかと考えます。
この意味では、考える力、つまり他人の言っていることを理解しそして自らの意見を形成して発言する力、さらに重要なのは「自分と他人との意見の違いを尊重する寛容性」を育てるポーランド式は日本の中等教育よりも遥かに優れていると感じます。
(ですがもちろんドリル学習による勉強がしたい子にはそういう機会を与えてやるべきです。)

子供の発達段階に合わせて、初等教育は昔の日本、中等教育では現在のポーランド、を参考にするのが良いのではないでしょうか?

2012/12/17 07:36 | 通りすがり [ 編集 ]


 

>SLOWARTちゃん
トマクさん、大丈夫?風邪ひいて体調悪いわ、娘にもギャン泣きされちゃうわで泣きっ面に蜂だね…w 
どうぞお大事に!
たしかにあの時期に日本人団体がマスクして歩いてたら「放射能の影響?!」と恐れられるのも
わかる気がするなあ。でも、空気といったらシロンスク地方のほうが日本よりずっと悪いから、
それこそここでマスクを着用するのが正しい気がするよねえ…。

2012/12/17 20:05 | ogrod [ 編集 ]


 

>通りすがりさん
はじめまして。コメントありがとうございます。

確かに、日本人のこのモラル観は、初等教育で形成されているのだと思います。
(あとは、もちろん育った家庭環境、まわりの社会も大きいですね)
ゆとり教育は「欧米の教育方針を見習って"個性を伸ばす"」という目的がそのひとつだったと思いますが、
それがこれまで日本人特有の「和の精神」をはぐくむことを妨げる結果になってしまったようですね。
「ゆとり教育を受けた新入社員は一般常識がなっていない…」というのもよく聞く話です。

日本とポーランドの大きな違いは「部活動、運動会、文化祭」の有無。
日本人は小中高とこういった学校での活動を通じて「みんなで協力して何かをする」ということを
学びますよね。ポーランド人には学校でこういった行事がないのも「個人主義」になる原因かな、
と私は考えています。

そしてポーランドの社会では教育者の立場が日本よりずっと低いです。
私の夫も教育者の一人ですが、お給料も「これじゃあ教える気をなくす教師もいるよなあ」
っていうくらい低いのが現状です…。
何か新しいことをしたくても「学校にはお金がないから」とアイデアを却下されることもしばしば。
国の発展には教育の充実が欠かせないと思うのですが、教師の扱いがこれでは、
なかなか難しいなあと感じます。

通りすがりさんのおっしゃる通り、子供の発達段階に合わせて、それぞれの国のいいところを
参考にできたら素晴らしいですね。

長々と書きました。またブログをのぞきに来てくださると嬉しいです。

2012/12/17 20:32 | ogrod [ 編集 ]


弁当部いいですね! 

前半部分、全く同感です!
ゴミや犬の糞の後始末のマナーには、辟易しますよね~
犬の糞については、ポーランド人の知り合いに話したところ、後始末をするとなんでそんなことを?って苦笑されるからしないんだそうです、、、。

弁当部いいですね!
冷めたまま食べる習慣がないから、お弁当ってなかなか受け入れてもらえにくいかもしれないけど、やっぱりいいですよね!あれ~Aさん、音符のピックだめ??すごいかわいいのに、ねぇ(笑)

2012/12/19 10:13 | ちぇこらどか [ 編集 ]


 

>ちぇこらどかさん
「他の人に苦笑されるから」って、悪いことしてるんじゃないんだし、堂々とすればいいのにー。
公共のマナーは気にしないけど、周りの目(近所の目)を気にするポーランド人も
多いような気がしてます。

お弁当はレンジが職場にあるので温めて食べてます。
たぶん、冷たいままだとAも嫌がるとおもいます。すしが苦手な理由が「ごはんが冷たいから」なので;)
音符のピック、かわいいですけど、やはり30超えた男性にはきついみたいです(笑)
むしろなおみちゃんだったら大喜びしてくれそうですね!

2012/12/20 00:45 | ogrod [ 編集 ]


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2010年秋からポーランド南西部在住。
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