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2012/12/19 (Wed) ブーケトスではなく…-ポーランド結婚式・イベント編-

今年中にはアップし終わりたい、ということで
最後のポーランド結婚式レポートです。

最後は、ポーランドならではの結婚式でのイベントの数々を
写真入りでご紹介します。

まず、ポーランドでは花婿はもちろんのこと、「花嫁のお色直し」
というものが基本的にありません。
挙式、パーティと昼過ぎから始まってお開きになるまで、
花嫁はウエディングドレスを着っぱなし、完全な着たきりスズメです(笑)

10 - コピーのコピー
教会では、露出を少なく、が基本なので、レースのボレロを着用。

私はドレスの形を決める際、ネックラインがビスチェタイプ
(デコルテが全部でるタイプ)か、アメリカンスリーブ(首の根元から袖ぐりの下まで
大きく開いた、肩が出るタイプの袖)かで悩んで、
取り外しができるアメリカンスリーブをおまけで作ってもらったので
途中で靴をバレリーナシューズに履きかえたときに取り付けて
プチお色直しを計りました。

でも実際に気づいた人はほとんどいなかったかも(笑)
(Aは最初からアメリカンスリーブ反対派だったし)。
来ている本人としては、胸元がカバーされてるぶん、踊り狂っても
安心感があってよかったですけどね。


ポーランドのウエディングで(おそらく)欠かせないのが
お姫様だっこでの入場!

45_edited-1.jpg
ヨーロッパには「ドアの後ろに潜む妬みの悪魔を避けるために、
花婿は花嫁を抱えて部屋に入る」という言い伝えがあって、そこから始まったとか。
実はAはヘルニア持ちなのであまり重いものを持ってはいけないのですが、
一瞬だからとここは頑張ってもらっちゃいました。
これを逃したらしてもらえる機会なんてきっともうないですからねー!


乾杯の音頭の前に、みんなで合唱するのがポーランドの歌"Sto lat"です。

「百歳」という意味の歌で、100年長生きしますように、
幸せが100年続きますように!という意味が込められていて
誕生日や結婚式などポーランドのお祝いの席には欠かせない歌です。
私も最初のパートはソラで歌えます♪


そうそう、ポーランドにも「両親への感謝の言葉」を贈る時間があります。
その場で花束やプレゼントを贈ることも多いです。

w_edited-1

私たちは、Aが日本語で、私がポーランド語でそれぞれ義理両親に
感謝の気持ちを述べて、自分たちの小さいころの写真や
お互いの両親の初めての対面の時に取った写真などを
コラージュした写真をフォトフレームにいれて贈りました。
今思うと、私もAも、どうしてここでお互いの両親への感謝の気持ちを
述べなかったのだろう…と悔やまれます。
日本からこんなに遠くまで送り出してくれた両親へと、
異国人の私を暖かく受け入れてくれたモティカ父母へと
両方に感謝するべきだったのにポーランド語をつっかえないで喋れるかに
集中していて気が回らなかった私…!反省。

その後、自作の簡単なプロフィールビデオを流して自分たちの紹介と
来てくれたゲストへの感謝の気持ちを表しました。
写真のスライドメインで字幕を最小限にしたので、
そんなに手間をかけなかったものの
ポーランド人にとっては物珍しかったのか、楽しんでもらえたようでした。


パーティがすすみ、いい加減みんなできあがって&疲れてきた午後0時。
ここでパーティのメインイベント、「ベールトス」の時間です。

そう、日本ではブーケトスのところが、
ポーランドでは花嫁がつけているベールを投げるのです。
教会式からこの瞬間まで、花嫁はベールをつけ続けなくてはいけません。
実は23時くらいに、酔っぱらったAのバンドメンバーとダンスして
ぐるぐる回された拍子に一度ベールがふっとんだのは、みんなにはナイショ。
外してしまった張本人は一瞬だけしらふに戻って「ゴ、ゴメン…!」
と謝り倒していたっけ。
それだけポーランドでは「0時を回るまでは花嫁はベールを外してはいけない」
というのが結婚式の常識みたいです。
ここで初めて外すベール、花嫁自らが外すものではなく、その役目は花婿のもの。
が、そう簡単には取らせないのがポーランド流です。
花嫁の周りを未婚女性たちが囲み、がっちりガード!
そこにこの日のサポート役のŚwiadek とŚwiadkowa(詳しくはこちら→
が加わります。
花婿はそれらのガードをくぐり抜けて花嫁のベールをゲットしなくてはなりません。

79_edited-1.jpg

結局Aは、自分の友人のスカートをめくって、彼女が「キャー、何すんのよ!」
とスカートをおさえた隙をみて、間から手を伸ばしてベールを取りました(笑)

で、無事にスカーフが外されたら、あとはブーケトスと同じ要領。
後ろに未婚女性がスタンバイし、花嫁は前を向いたまま、えいや!っと
みんなに向かって投げます。

80_20121217024049.jpg

見事ベールをゲットしたのは、私の船での同僚のリトアニア人の女の子。
日本から来てくれた親友もいいポジションにいたのですが
リトアニア人女子の迫力に圧倒されてしまったみたいです。残念!

続いては男性バージョン。
これは花婿がつけているネクタイ(または蝶ネクタイ)を投げます。

81_edited-1.jpg
えいっ!

取ったのは、19歳の男の子!
ううむ、君はまだまだ未来があるからここは年配男性たちに譲っても
良かったんじゃないのかね~。

この後、”次の新郎新婦候補”同士でダンスを披露することもあるみたいですが、
私たちは、19歳の男の子にはこの場に彼女が同席していたので
ちょっと遠慮してツーショット披露のみにしました。

w3_edited-1.jpg


ベールトス、ネクタイトスのあとは、これもお決まりの
花婿による「花嫁のガーターベルト外し」。
この由来はなんなのでしょうか、モティカ母やアナおばちゃんに聞いてみたものの、
はっきりしませんでしたが…

することはいたってシンプル、花婿が手を使わずに、花嫁がドレスの下・
ふとももに着けているレースのガーターベルトを外します!というイベントです。
Aは眼鏡を外し、いざ出動!
頭を動かしてドレスの裾をめくり、中へともぐりこみます。

82のコピー
これがくすぐったいったらありゃしない。
でも彼、どこかで事前練習したんじゃないの?というくらい
スムーズに外していました(笑)

reportaz_602_edited-1.jpg
「とったどー!」

このあと、午前1時を回るころにケーキカットがあって、また飲んで食べて踊って…
明け方までパーティは続きます。

そうそう、もうひとつ、ポーランドならではなのが
パーティを通してゲストから起こる「Gorzko!Gorzko!」コール。
「Gorzko」は「苦い」という意味で、
「苦いぞ!苦いぞ!→二人のキスで甘くしろ!」ということで、
このコールが起きたらみんなの前でキスをしなくてはいけません…
これ、私には正直、ちょっと苦痛でした。
日本人はみんなの前でキスするなんて、はしたないわ!
という感覚の人が多いですよね。私の両親や親友もこのコールが起こるたび、
微妙に目を背けつつ苦笑い…。
それを見たAは途中、両親のテーブルまでいって
「これはポーランドの伝統のひとつで…今日だけは勘弁を…」
と断りを入れていました。
みんな酔ってくると、なんの脈絡もなくこのコールを何度も何度も
するので参りました:(
こんなことをするのは後にも先にもこの一日だけでしょう。



この日のための準備もそんなに楽なものではなかったし、
ながーい長い結婚式の一日でしたが、
こうやってポーランドで結婚式ができてよかった、と思います。
私たちをポーランドで支えてくれる人たちと、日本の家族、友人が
顔を合わせる機会がつくれたこと、
みんなで食べて飲んで踊ってのどんちゃん騒ぎのポーランドスタイルだったことで
打ち解けた雰囲気で楽しんでもらえたこと。
そして私たち二人がこんなにもたくさんの人に日々応援してもらい、
支えてもらっていることを改めて実感できて、
これからの結婚生活、しっかり歩んでいこう!と
決意を新たにできたことが何より大きかったです。


もうすぐ日本での入籍から1年、私たちの結婚記念日がやってきます。
結婚式が思い出深いものになったこともあって、
記念日にはふたりで会場になったホテルを訪れる予定です。
結婚二年目、いろんなことが起こりそうな予感がすでにありますが
二人で力を合わせていきたいと思います。


準備の様子から含めると半年以上にわたる結婚式レポート、
これにて終了です。
最後までお付き合いくださったみなさま、ありがとうございました:)

IMG_6148 - コピー
ポーランドでフルオーダーしたウエディングドレス。
ソフトマーメイドラインのつもりだったけど、実際来てみたらだいぶAラインよりでした。
式直前に下半身の肉が落ちたのも原因だったかな。
でもシンプルで気に入っています。

ドレスと小物の数々、「記念に取っておくんでしょ?」と言われますが、
そんなにロマンチックじゃないのです、私。
クローゼットのスペースもとるし…。
そんなわけで、結婚式直後からポーランドのインターネットサイトで
オークションに出しています。でも今のところ、反応はなし~。

もしここをお読みの方で「このドレス、いいじゃない!」という方がいらっしゃったら、
お譲りしますので、ご一報くださいませ;)

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こんにちは~ 

興味深く読ませていただきました。

まさにみんなで祝福~って感じで暖かいですね、、♪

2パターンのドレス、どちらもとても素敵でした。

2012/12/21 13:48 | MK [ 編集 ]


 

>MKちゃん
みんなでパーッと盛り上がるポーランドの結婚式、
なかなかいいものでした!
ドレスはもう着る機会がないけど、せっかく作ったからもう一度くらい着てみたいなあと思ったり;)

2012/12/21 14:08 | ogrod [ 編集 ]


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2012/12/22 03:40 | [ 編集 ]


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2014/03/10 17:55 | [ 編集 ]


通りすがりさんへ 

こんにちは。
はい、今もポーランドで生活しています。
ポーランドでの結婚式についてなにかお役にたてることがあればきいてくださいね。
今回のように匿名のコメント欄でメールアドレスを送ってくだされば、個別にメールもできますので。
素敵なお式になりますように。気持ちのよい気候の8月はベストシーズンだと思います:)

2014/03/11 01:47 | ogrod [ 編集 ]


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2014/03/11 07:13 | [ 編集 ]


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Author:ogrod
2010年秋からポーランド南西部在住。
異国での日々の生活、身の回りのできごとをぼちぼち綴っています。

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