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2012/07/22 (Sun) 式準備-ポーランドでの教会式のしくみ-

あっという間にポーランドの挙式・披露宴まで10日を切ってしまいました!
わがことながら、びっくりです。

準備のほうは、いろいろなことが中途半端になっていて
どれもまだ完ぺきとは言えない状態なのが気がかりですが、
少しずつ形になってきています。
というか、この時点で形になっていなかったら大問題か…。
ちなみにゲストは全部で57人。そのうち、私側のゲストは17人です。
当初招待するゲストは80人弱を予定していたのですが、平日の式ということも
あって都合がつかない人もいて、最終的にこの人数になりました。
ポーランドではだいぶこじんまりした式になるようですが、
知っている人たちばかりでアットホームな雰囲気になるんじゃないかと
嬉しく思っています。

今回の準備にあたって、いちばん大変でストレスだったのが
教会とのやりとりでした。

カトリックの教会で式を挙げる場合には、事前に教会で開かれる「結婚講座」を
受ける義務があります。
「結婚とは何か」「結婚後どのように振る舞うべきか」「家族計画」など、
通常4回にわたって神父さんと、家族計画指導?の女性の講義を聴講します。
さらには家族計画指導の一環として、一か月間基礎体温とおりものの状態を
既定の紙に記入して提出、きちんと理解できたかのインタビューを
受けなくてはなりません。

基礎体温とおりものチェックなんて、ある意味プライバシーの侵害じゃないかとか、
もし何かの理由で妊娠・出産ができない女性の場合にはどうするんだろう…とか、
かなり疑問が残るシステムではありますが、それをしない限りは教会式に必要な書類を発行してもらえないのでしかたがありません。
言われたとおりに一か月間、毎朝基礎体温を計りましたが、それをそのまま提出するのには抵抗があったので、
インターネットから"基礎体温例"を書き写したものを持っていきました(笑)。
友人が言うには、この方法を取る人、結構多いのだとか。
それだけみんな、ばかげてるなあ~と思っているということなんでしょうね。

その後のインタビューは、私のポーランド語力が不十分なため、同席したAが
質問に答えることに。
家族計画担当おばさま「この日のおりものはどんな感じだったの?月経前よね」
Aが英語に訳して私に伝えて、
「そんなのおぼえてないよ」
A「月経前、ふつうならおりものは…?」
おばさま「そうね、月経前は普通なら乾いているはずなのよ」
A「ああ、やっぱり!乾いていたそうです!」
…とこんなやりとり(笑)。
妊娠するためには女性はズボンを履くべきじゃなくて、むしろベストなのは
スカートにノーパンでいることだとか、彼女のおばあちゃんはいつもノーパンで過ごしていて、
その結果(?)健康な双子を7回産んだ(!)とか、
家族計画おばさまの長ーい話を真剣(なふり)に1時間ほど聞いて
やっと必要書類がもらえました。

この結婚講座を受けて書類をもらうまでは比較的スムーズに行ったのですが、
そこからが問題でした…

私たちは今回、Aが所属する地元教会での挙式ではなく、
ここから80キロほど離れた山のリゾートでの挙式・披露宴をする予定。
そして私はここでは外国人、しかも異教徒。
この3つがネックになって、地元の教会とだいぶもめました。

キリスト教信者は“自分が所属する教会”があります。
神道でいう“氏子”のようなものと考えればいいのかな、
要は洗礼式を受けた教会がその人の所属する教会になります。
で、今回の私たちのように、所属教会以外での挙式を希望する場合には
「所属教会の許可書」が必要になるのです。
その許可書をもらうのに、神父さんとひと悶着あったのです。

3か月前に神父さんに必要なものを聞きに行ったときには
「教会の結婚講座を受けて書類をもってくれば他には特にいらない」と
言っていたのに、いざ書類がそろってから行ってみると
「戸籍とその訳、日本のカトリック教会が発行する"あなた(私のことです)が
日本で教会式をしていないことを証明する書類"が必要
」と…。
戸籍は前に母が送ってくれた原本があったのでよかったのですが、
日本の協会発行の書類については、そもそもキリスト教徒でない私に、
そんな書類を発行してくれる教会があるのか?という話。
それを言っても「とにかくそれがないと許可書は発行できないから!」の一点張り。
さらには「うちの教会で挙げるんならもっと話は簡単なんだけどねえ~。」と。
一か月をきっている時点でそんなことを急に言うなんて、無茶を言って
困らせようとしているようにしか思えませんでした。
話し方も最初からケンカ腰で怒鳴るように喋るので
この人が本当に神父さんなの?!とびっくり&がっかり。
いろんな人の話を聞くと、要は
「地元の教会で挙式する=自分たちに挙式料が入ってくる」
「よその教会で挙式する=自分たちの教会にはお金が入ってこない」
という金銭問題がいちばんの原因のよう。

結局、最寄りの大都市のこの地域の教会全体を管轄する司教さんに電話をして
事の次第を説明し、
「そういう書類は必要ないですよ。私からも教会に連絡しておきます。」との
言葉をもらって、再度出向いたところ、前回とは打って変わって軟化した態度で
手続きを始めてくれて昨日ようやくすべての書類が私たちの手元に揃いました。

私たちが、ポーランドの教会式を選んだということは
「子供が生まれたらその子はキリスト教徒になると誓うこと」でもあります。
わたしにとっても、キリスト教徒に改宗しないとしても、
この先ポーランドで生きていくうえで、この宗教を理解し、尊敬の気持ちをもって
接することは大事なことなんだろうと思います。
でも、今回の一件で、私の中で、教会への不信感が生まれてしまったのが正直なところ。
若い人たちの教会離れがすすんでいるというのもなんとなくわかる気がします。
私の生徒さんの中にも「自分はクリスチャンだけど、
教会のシステムには反対だから教会にはいかないし、
結婚式も教会ではしないつもり」と言っている子もいます。
Aは「こどもは洗礼を受けてキリスト教徒になるけど、
その後熱心なクリスチャンになるのか、教会に行くかは
宗教を理解したうえで自分で決めればいい。」と言っているけれど…。
宗教問題、これからもいろいろな場面で直面するんだろうなあと、
ここに来るときにわかっていたこととはいえ、気が重いです。


とりあえず、書類が揃ったので、あと10日、
前向きに準備をしていこうと思っています。

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お疲れ様―!! 

結婚教室&面接、我らが通ったところは基礎体温表はもらったけど提出や状態の確認はなかったよー\(゜ロ\)プライベートに踏み込みすぎでしょー!!びっくり。
教会は私も、結婚式までの一通りのゴタゴタでカトリックって一体…って思っちゃった。我らの神父さん(挙式した教会の)は毎回態度が全然違って、ある日は終始笑顔で優しいのに、ある日はしかめっ面ですべてダメだし。神に仕えるものの態度か?って感じだったよ(・・;)
結婚式が無事終了するまでドキドキだったなぁ・・・。
お疲れ様―!!!!

2012/07/24 01:15 | EliilE [ 編集 ]


( ̄Д ̄;) 

すっごい…基礎体温の提出!?
ノーパンでいたら妊娠て…w いや、笑っちゃいけない。
それにしても宗教の問題は大変とは言うけど本当に一言じゃやりすごせないのね。特にカトリックのような絶対的宗教がある地域ではねぇ、挙式する事がそんなに大変とは。そう考えると日本(もちろんハワイもテキトー)のMIX文化はありがたいような、でも軽卒なようなだな。
私なんか速攻はじかれるでw
幼稚園プロテスタント→小中高無宗教→大学アングリカンチャーチ→ハワイ自然信仰+寺社教会混在

いくら敬虔といっても所詮ビジネスに結びついてる現実をみるとなんか別の意味でガッカリね。
でもとりあえず問題解決したみたいでよかった!
そんなアウェーで生活しているあなたはやっぱりエラい!ってもうホームランドになってるかな。
式楽しみにしてるね〜♡

2012/07/24 06:15 | おじゅん。 [ 編集 ]


 

>EliilEちゃん
そうそう、まさに「それが仮にも聖職者のふるまいですか?」って聞きたくなるような感じだよね。
基礎体温のチェックまでするのは、田舎だからなのか?ほんとにびっくり。
しかも面接の後「よくわかってないみたいだからもう一か月やり直し!」って言われてるカップルもいて、
わたしたちはもう時間もないからヒヤヒヤでした…。
今週は、挙式教会に出向いてすべての確認をしてきます。これまたドキドキ~。

2012/07/24 15:36 | ogrod [ 編集 ]


 

>おじゅん。さん
まさに「ビジネスと結びついてる現実」を目の当たりにして、がっかりしてしまったのでした…
周りの人には「教会は、ひとつのおっきいマフィアのようなものだよ」とまでいう人もいるくらい。

今回の面接etcを機に、改めて私の宗教って?って考えてみたけど、神道なのか仏教徒なのかあやふやでした:(
書類上は「神道」ってことになってますが。教会式をするのにも抵抗はないし。
これを日本人の柔軟さ、というか軽率さというか…このなんでもこい!の気質と
それを”日本風”に変えちゃう力が今の日本の発展をささえていると思うんですけどね。
それにしてもおじゅん。さんのMIXカルチャーぶりはすごいですな~:D

2012/07/24 15:46 | ogrod [ 編集 ]


 

保守的だねぇ。
やっぱり、あるんだねぇ。
宗教ってのは、本当に壁になっちゃうね。

大変な思いが沢山あるんやろうけど、がんばってね。

2012/07/26 22:36 | Sayuri [ 編集 ]


 

> Sayuriちゃん
保守的というか、ここまでくると時代遅れだなあ~と感じてしまうよ…。
宗教の壁は、言葉の壁と同じく、これからも私の前にどーんと立ちはだかるんだろうなあと
思うけど、少しずつ慣れていく&理解するよう努めるしかないよね。
頑張りすぎずにがんばるわー。

2012/07/27 03:17 | ogrod [ 編集 ]


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2010年秋からポーランド南西部在住。
異国での日々の生活、身の回りのできごとをぼちぼち綴っています。

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