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2012/05/05 (Sat) たんぽぽシロップ作り-miód z mniszka lekarskiego-

ただ今、ポーランドも日本と同じように大型連休中です。
5月3日はポーランドと日本の憲法記念日。
去年のこの日は5月にもかかわらず雪がふってびっくりしましたが、
今年はよく晴れました。
ここのところ気温の高い日が続いていて、春を通り越して
なんだか夏が来てしまったような陽気です。

ここ数日はライラックの香りがそこらじゅうに漂っています。
ここ二日ほどで一斉に開花したようです。
ポーランドの花々は一気にぶわっ!と咲く気がします…どうしてだろう?
モティカ家の庭の胡桃の木も、つい一週間前までは裸んぼだと思っていたら
昨日ふと気づいたら、新芽&小さな胡桃の実のもと(?)が
噴き出してきていました。
私の好きな作家(本職は画家です)のひとり、故・佐野洋子さんがエッセイの中で
「山が大笑いするみたいに桜が咲く」って書いていたけれど、
ポーランドの木や花も長い冬の間溜めていたエネルギーを一気に爆発させるような芽吹き方をするなあ、というのが私の印象です。

モティカ家の敷地内にライラックの木はないのですが、
この時期たんぽぽが地面一面に咲いています。

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これを使ってモティカ母と一緒にたんぽぽのシロップを作りました。

ポーランドではMiód majowy-5月のはちみつ-といって、
5月に咲いている花(たとえば菜の花)でシロップを作る習慣があるそうで、
たんぽぽシロップもそのうちのひとつ。
4月のうちからたんぽぽは咲いていたのですが、モティカ母が
「5月になるまでは待たないとだめなのよ」というので
5月になるのを待って1日、そして今日5日と二度に分けてシロップづくりにとりかかりました。

[材料]
・よく開いている大きめのたんぽぽの花 …500個
※小さめのものは2つで1つと数えます
・レモン …5個
・砂糖 …2kg
・水 …1ℓ


[作り方]
たんぽぽの花を500個集め、冷たい水で何度かすすぎ洗いをして汚れを取ります。

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ゴム手袋か軍手をして摘まないと、指先が真っ黒になるのでご注意を。
花弁に蟻がいることもあるので、よくチェックしてください。
まあちょっとくらいなら一緒に煮てしまっても問題ないとは思うけれど…。


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大きい鍋に水を1ℓ、洗った花を入れ、その上に薄切りにしたレモン2個を置いて火にかけます。
水が沸騰するまでは強火で、沸騰したら弱火~中火にして30分、
鍋にふたをしてよく煮て花のエキスを抽出します。
煮出しはじめて10分ほどすると、いい香りが漂ってきます。
なんだか菊のようなにおいがするなあと思ったら、
タンポポってキク科なんですね。
どうりで同じような香りがするわけです。ちょっと苦みのある香りというか。

30分煮出したら、ザル+さらしで濾して煮汁を別の鍋に移します。

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この煮汁に砂糖2キロ、レモン3個のしぼり汁を加えて再び火にかけます。
沸騰しすぎないように注意しながら弱火でゆっくり、1時間半。

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砂糖とレモンを加えた直後の煮汁は少し濁った茶色ですが、
火にかけて煮詰めていくとだんだんと透明な茶色に変わっていきます。
ボコボコ沸騰させるとアクが出て表面が泡だらけになってしまうので
表面が静かにフツフツする程度のごく弱火でじっくり煮てください。

最終的にはきれいな飴色になります。

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1時間半煮込んだら火を止めて、きれいに洗った瓶に注いですぐにふたをします。
あつあつのまま、冷暗所において冷まします。
冷めるとすこし暗い色に変わるようです。

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このたんぽぽシロップ、紅茶に砂糖代わりに入れて飲むと
ほんのり香りづけができておすすめです。
まだ試したことはないけれど、パンケーキにメープルシロップや蜂蜜代わりに
かけても美味しいかもしれないですね。
ちなみに、たんぽぽのポーランド名は"mleczy"
または"mniszek lekarski"(修道士の治療)といいます。
このユニークな名前の通り、胃痛・胃弱・胃酸過多などに効果があるそうです。
500個花を集めるのと、煮込む時間にちょっと時間はかかるけれど、
少ない材料で行程も至って簡単なので、春ならではの保存食としておすすめです。


たんぽぽを摘んでいる最中、春に小学生の時、兄と友達と学校の土手でつくしを摘んだのを思い出しました。
それで母がつくしのおひたしを作ってくれたのですが、
たくさん摘んで帰ったつもりのつくしがほんのちょっぴりになってしまって
たいそうがっかりしたのを覚えています。
その印象が強くて、味がどんなふうだったかあまり記憶にないのですが、
大人になってポーランドで暮らす今、もう一度食べてみたいなあと思うのでした。

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2010年秋からポーランド南西部在住。
異国での日々の生活、身の回りのできごとをぼちぼち綴っています。

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