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2012/12/19 (Wed) ブーケトスではなく…-ポーランド結婚式・イベント編-

今年中にはアップし終わりたい、ということで
最後のポーランド結婚式レポートです。

最後は、ポーランドならではの結婚式でのイベントの数々を
写真入りでご紹介します。

まず、ポーランドでは花婿はもちろんのこと、「花嫁のお色直し」
というものが基本的にありません。
挙式、パーティと昼過ぎから始まってお開きになるまで、
花嫁はウエディングドレスを着っぱなし、完全な着たきりスズメです(笑)

10 - コピーのコピー
教会では、露出を少なく、が基本なので、レースのボレロを着用。

私はドレスの形を決める際、ネックラインがビスチェタイプ
(デコルテが全部でるタイプ)か、アメリカンスリーブ(首の根元から袖ぐりの下まで
大きく開いた、肩が出るタイプの袖)かで悩んで、
取り外しができるアメリカンスリーブをおまけで作ってもらったので
途中で靴をバレリーナシューズに履きかえたときに取り付けて
プチお色直しを計りました。

でも実際に気づいた人はほとんどいなかったかも(笑)
(Aは最初からアメリカンスリーブ反対派だったし)。
来ている本人としては、胸元がカバーされてるぶん、踊り狂っても
安心感があってよかったですけどね。


ポーランドのウエディングで(おそらく)欠かせないのが
お姫様だっこでの入場!

45_edited-1.jpg
ヨーロッパには「ドアの後ろに潜む妬みの悪魔を避けるために、
花婿は花嫁を抱えて部屋に入る」という言い伝えがあって、そこから始まったとか。
実はAはヘルニア持ちなのであまり重いものを持ってはいけないのですが、
一瞬だからとここは頑張ってもらっちゃいました。
これを逃したらしてもらえる機会なんてきっともうないですからねー!


乾杯の音頭の前に、みんなで合唱するのがポーランドの歌"Sto lat"です。

「百歳」という意味の歌で、100年長生きしますように、
幸せが100年続きますように!という意味が込められていて
誕生日や結婚式などポーランドのお祝いの席には欠かせない歌です。
私も最初のパートはソラで歌えます♪


そうそう、ポーランドにも「両親への感謝の言葉」を贈る時間があります。
その場で花束やプレゼントを贈ることも多いです。

w_edited-1

私たちは、Aが日本語で、私がポーランド語でそれぞれ義理両親に
感謝の気持ちを述べて、自分たちの小さいころの写真や
お互いの両親の初めての対面の時に取った写真などを
コラージュした写真をフォトフレームにいれて贈りました。
今思うと、私もAも、どうしてここでお互いの両親への感謝の気持ちを
述べなかったのだろう…と悔やまれます。
日本からこんなに遠くまで送り出してくれた両親へと、
異国人の私を暖かく受け入れてくれたモティカ父母へと
両方に感謝するべきだったのにポーランド語をつっかえないで喋れるかに
集中していて気が回らなかった私…!反省。

その後、自作の簡単なプロフィールビデオを流して自分たちの紹介と
来てくれたゲストへの感謝の気持ちを表しました。
写真のスライドメインで字幕を最小限にしたので、
そんなに手間をかけなかったものの
ポーランド人にとっては物珍しかったのか、楽しんでもらえたようでした。


パーティがすすみ、いい加減みんなできあがって&疲れてきた午後0時。
ここでパーティのメインイベント、「ベールトス」の時間です。

そう、日本ではブーケトスのところが、
ポーランドでは花嫁がつけているベールを投げるのです。
教会式からこの瞬間まで、花嫁はベールをつけ続けなくてはいけません。
実は23時くらいに、酔っぱらったAのバンドメンバーとダンスして
ぐるぐる回された拍子に一度ベールがふっとんだのは、みんなにはナイショ。
外してしまった張本人は一瞬だけしらふに戻って「ゴ、ゴメン…!」
と謝り倒していたっけ。
それだけポーランドでは「0時を回るまでは花嫁はベールを外してはいけない」
というのが結婚式の常識みたいです。
ここで初めて外すベール、花嫁自らが外すものではなく、その役目は花婿のもの。
が、そう簡単には取らせないのがポーランド流です。
花嫁の周りを未婚女性たちが囲み、がっちりガード!
そこにこの日のサポート役のŚwiadek とŚwiadkowa(詳しくはこちら→
が加わります。
花婿はそれらのガードをくぐり抜けて花嫁のベールをゲットしなくてはなりません。

79_edited-1.jpg

結局Aは、自分の友人のスカートをめくって、彼女が「キャー、何すんのよ!」
とスカートをおさえた隙をみて、間から手を伸ばしてベールを取りました(笑)

で、無事にスカーフが外されたら、あとはブーケトスと同じ要領。
後ろに未婚女性がスタンバイし、花嫁は前を向いたまま、えいや!っと
みんなに向かって投げます。

80_20121217024049.jpg

見事ベールをゲットしたのは、私の船での同僚のリトアニア人の女の子。
日本から来てくれた親友もいいポジションにいたのですが
リトアニア人女子の迫力に圧倒されてしまったみたいです。残念!

続いては男性バージョン。
これは花婿がつけているネクタイ(または蝶ネクタイ)を投げます。

81_edited-1.jpg
えいっ!

取ったのは、19歳の男の子!
ううむ、君はまだまだ未来があるからここは年配男性たちに譲っても
良かったんじゃないのかね~。

この後、”次の新郎新婦候補”同士でダンスを披露することもあるみたいですが、
私たちは、19歳の男の子にはこの場に彼女が同席していたので
ちょっと遠慮してツーショット披露のみにしました。

w3_edited-1.jpg


ベールトス、ネクタイトスのあとは、これもお決まりの
花婿による「花嫁のガーターベルト外し」。
この由来はなんなのでしょうか、モティカ母やアナおばちゃんに聞いてみたものの、
はっきりしませんでしたが…

することはいたってシンプル、花婿が手を使わずに、花嫁がドレスの下・
ふとももに着けているレースのガーターベルトを外します!というイベントです。
Aは眼鏡を外し、いざ出動!
頭を動かしてドレスの裾をめくり、中へともぐりこみます。

82のコピー
これがくすぐったいったらありゃしない。
でも彼、どこかで事前練習したんじゃないの?というくらい
スムーズに外していました(笑)

reportaz_602_edited-1.jpg
「とったどー!」

このあと、午前1時を回るころにケーキカットがあって、また飲んで食べて踊って…
明け方までパーティは続きます。

そうそう、もうひとつ、ポーランドならではなのが
パーティを通してゲストから起こる「Gorzko!Gorzko!」コール。
「Gorzko」は「苦い」という意味で、
「苦いぞ!苦いぞ!→二人のキスで甘くしろ!」ということで、
このコールが起きたらみんなの前でキスをしなくてはいけません…
これ、私には正直、ちょっと苦痛でした。
日本人はみんなの前でキスするなんて、はしたないわ!
という感覚の人が多いですよね。私の両親や親友もこのコールが起こるたび、
微妙に目を背けつつ苦笑い…。
それを見たAは途中、両親のテーブルまでいって
「これはポーランドの伝統のひとつで…今日だけは勘弁を…」
と断りを入れていました。
みんな酔ってくると、なんの脈絡もなくこのコールを何度も何度も
するので参りました:(
こんなことをするのは後にも先にもこの一日だけでしょう。



この日のための準備もそんなに楽なものではなかったし、
ながーい長い結婚式の一日でしたが、
こうやってポーランドで結婚式ができてよかった、と思います。
私たちをポーランドで支えてくれる人たちと、日本の家族、友人が
顔を合わせる機会がつくれたこと、
みんなで食べて飲んで踊ってのどんちゃん騒ぎのポーランドスタイルだったことで
打ち解けた雰囲気で楽しんでもらえたこと。
そして私たち二人がこんなにもたくさんの人に日々応援してもらい、
支えてもらっていることを改めて実感できて、
これからの結婚生活、しっかり歩んでいこう!と
決意を新たにできたことが何より大きかったです。


もうすぐ日本での入籍から1年、私たちの結婚記念日がやってきます。
結婚式が思い出深いものになったこともあって、
記念日にはふたりで会場になったホテルを訪れる予定です。
結婚二年目、いろんなことが起こりそうな予感がすでにありますが
二人で力を合わせていきたいと思います。


準備の様子から含めると半年以上にわたる結婚式レポート、
これにて終了です。
最後までお付き合いくださったみなさま、ありがとうございました:)

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2012/11/12 (Mon) ポーランド結婚式 -ダンスと音楽と-

久々のポーランドの結婚式レポートの更新です。

式から3か月が経ち、季節が夏から秋、そして冬へと移り変わろうとしているのに
まだまだ続く亀の歩みのレポート更新ですが、どうぞお付き合いください。
ポーランド結婚式-ボリュームたっぷり 婚礼料理- からのつづきです)

今回は盛りだくさんのお料理とともにポーランドの結婚式では欠かせない
ダンスと音楽について。

音楽がかかればどこでも踊りだす、ダンス好きなポーランド人、
一生に一度のビッグイベント結婚式で踊らないはずがありません。
教会での式→ウェルカムセレモニーのあと、会場に入ってオビャド(昼食)で
腹ごしらえをしたら、新郎新婦のファーストダンス披露からダンスタイムの開始。

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ポーランドには"結婚式用のダンスコース"というのがたくさんあって
なかには1年以上も前から通って特訓するカップルさえいるほど。
とりわけファーストダンスには力を入れる新郎新婦が多いです。
私たちの場合、直前までバタバタしていてコースに通う余裕もなく
家で音楽に合わせて何度か練習しただけで当日を迎えてしまったのですが
転ばずに楽しく踊れたので自分の中でよしとしてます:)

ファーストダンスの曲はKelly Familyの”I will be your bride”


美しいメロディーで結婚式にはぴったりだし(タイトルからしてベタですね)、
テンポもゆっくりで踊りやすいだろうということで選びました。

ファーストダンスの後はゲストが入り乱れてとにかく踊る踊る!
曲はバンドの生演奏です。
ポーランドの結婚式では、ダンスのためにバンドかDJが入るのが一般的。
バンド(DJ)がパーティー全体の司会、余興、ゲーム進行役までこなします。
私たちの場合は、Aが2年前まで6年間、一緒に演奏してきたバンドメンバーにお願いしました。

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ボーカリストのインガはAのもう一人のお姉ちゃんのような存在


そんな私たちのパーティの様子をざっと写真でご紹介します。

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あれ、男性陣の中に母が(笑)

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バンド演奏とダンスのほかにも

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会場側に用意してもらった、山の音楽隊による演奏&ゲーム


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私の双子の兄(プロのシタール奏者です)


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モティカ父


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Aも数曲演奏

とさまざまなタイプの音楽が溢れたパーティになりました。

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実は今回の結婚式で私が一番心配していたのは、普段踊らない日本人ゲストに
明け方まで踊りまくるポーランド式のパーティーを楽しんでもらえるのだろうか、
ということでした。
日本で踊る機会といえば、夏祭りの盆踊りくらいでしょうか。
踊りなれていないうえ、ポーランド語もわからない日本人ゲストにしたら
楽しむどころか、むしろ拷問に近いんじゃ…と心配していました。
事前にAに不安な気持ちを伝えても
「お酒が入れば大丈夫でしょ、だれも上手い下手なんて気にしないよ。
楽しめばいいんだよ~。」という反応。
不安な気持ちを抱えたまま当日を迎えたのですが、
フタを開けてみれば、ポーランド人ゲストに
「日本人は踊らないって言ってなかった…?!」
「ogrodのお父さんとお母さんが一番はじけてるね」
と言われるくらい、楽しんでいました:)
父母も、兄夫婦も友人も“踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃソンソン”を
地でいってくれた感じです。

でもね、ほんとのところは、私が居心地の悪い思いをしないよう、
会場の雰囲気に合わせてみんなちょっぴり無理してくれたんだろうと思います。
一緒に楽しんでくれて、本当に嬉しかったし、ありがたかったです。

s-reportaz_509.jpg


さて次はポーランドならではのイベントについて。
おそらくこれが最後の結婚式レポートになると思います。




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2012/09/07 (Fri) ポーランド結婚式-ボリュームたっぷり 婚礼料理-

ホテル前でのウェルカムセレモニーのあと、いよいよ結婚披露パーティの
はじまり!この時点で午後5時。
お昼抜きで来てくれたゲストのみんなはお腹ペコペコだったことでしょう。

ポーランドの結婚式は、明け方までの長丁場ということもあって、
とにかくたくさんの料理が出ます。
モティカ母の言う“いい結婚式の条件”とは“美味しい料理と、いいバンド(音楽)”
だそうで、「食べるもののない結婚式ほど悲惨なものはないよ」と
口酸っぱく言われていたので、私たちも量が足りないことのないように…
と料理のコース選びには気を遣いました。
(結果、多すぎて食べきれないほどだったのですが)


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メニュー表。日本からのゲストのために日本語訳したものを作りました。
ポーランド料理をうまく日本語に訳すのはなかなか難しかった~。


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まずは前菜にカプレーゼ。
そのあとにポーランドのチキンブイヨンスープ、rosół(ロスウ)。

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ポーランドの結婚式では必ずといっていいほど最初のスープはこのロスウです。
短くカットされたパスタ(マカロン)が入っているのがポーランド流。

メインディッシュはやはりポーランド、ザ・肉料理です。

IMG_6213.jpg
シロンスク地方の郷土料理ロラダ(写真左上)とチキンピカタ(写真手前)に
ポークのクリーム煮(写真左奥、見づらいですが)。
お肉料理には欠かせないグレイビーソースと、
もう一種類キノコのクリームソースをかけていただきます。
付け合せにはじゃがいも。ゆでじゃがいもにフライドポテト、
そして私の大好きなじゃがいもニョッキ、クルスキと3種類ありました。
それにプラスして数種類のサラダ。


012_20120908042425.jpg

デザートには“Gorąca wyspa(Hot island)”と名前の付いた
バニラアイスクリームのホットラズベリーソースがけを。

まだ会場を決めかねていた時に、まずは話を聞いてみようと
このホテルに行ったときに出されたのがこのデザートで、
その美味しさにAとふたり魅せられてしまい
ぐぐっと気持ちがこのホテルに傾いたのを覚えています。
このホテルのいちおしデザート、ゲストにも堪能してもらえたようです。


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各テーブルの上にはあらかじめクッキーやケーキが盛られていて、
好きなときに好きなだけつまめるスタイルです。

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会場の左端にはフルーツとケーキがどっさり。
右端にはハムやチーズ、テリーヌなどオードブル類がセッティングされていました。
が、これはほとんどの人が手をつけずじまいだったみたい。

というのも、ポーランドの婚礼料理は前菜→スープ→メイン→デザート、
これだけでは終わりません!

午後8時には第二のメインディッシュ、サーモンのグリルが一人一皿、
午後10時過ぎには第三(!)のメインディッシュ、
ローストポークとオシチペック(山羊のスモークチーズ)…

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と次から次に食べ物が出てくるのです。

ウエディングケーキ&ケーキカットは夜の12時を回ってから。

IMG_6616-001.jpg
私たちのオーダーは、白いケーキにグリーンのリボン
(白とグリーンが私たちのテーマカラーでした)+いちごのデコレーションで、
なるべくシンプルなものをお願いしました。
中はチョコレート生地に生クリームとチェリーがはさんでありました。

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季節外れのいちご、どこの国のだったんだろう。


日付が変わって午前2時を回ったころに最後の一皿、スープが出てきます。
この最後のスープはさっぱりした赤カブのスープ、バルシチがよく出されますが、
ここはリクエストして私の大好物、発酵ライ麦のスープ、
żurek(ジュレック)にしてもらいました。

images[2]
これがジュレック。
画像はこちらのサイトからいただきました→


40.jpg

飲み物は新郎新婦が自分たちで買って持ち込むのが
ポーランドでは一般的なようですが、途中で足りないんじゃないかと
パーティ中気にするのはいやだ、とのAの意見で
フリードリンクにしました。ワイン、ビール、ウォッカが飲み放題です。
結局そのほかにも自分たちでウイスキーやリキュールを持ち込んだので、
かなりの量になりました。

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日本から母が持ってきてくれた樽酒も!
ポーランド人ゲストにも美味しいと好評でした。


トータルでみると3回のメインディッシュに2回のスープ、
山ほどのデザートとオードブル…とすごい量ですが、
食事の合間に踊ったりゲームをしたりとしていると
意外と食べられてしまうものみたいです。
たくさん食べて、飲んだあとには目一杯踊って汗をかき
カロリー消費&アルコール分を飛ばし(?)て1ラウンド終了。
そしてまた食べて飲んで…とこの繰り返しで朝まで続くのがポーランドの結婚式。
これだけ食べれば朝まで踊れるのかも、と思えるほどの料理、
私は興奮とドレスのピチピチ具合でサーモンの時点で
ギブアップだったのが残念でした。
もう一度ゲストとして結婚式に参加したいです(笑)。



つづいては、これがなくちゃポーランドの結婚式とは言えない!
ダンス&ミュージック編です→




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2012/08/31 (Fri) ポーランド結婚式-ウェルカムセレモニー 編-

-ポーランドの結婚式-教会挙式 編② 3つのサプライズから続く、結婚式レポートです-
今回は写真満載でお送りします。


無事に教会での挙式が終わり、一同パーティ会場となるホテルへと向かいます。
ゲストには一足先に向かってもらい、
私とAはプランナーさんと電話連絡を取り合って、ゲスト全員がホテル前に揃ったのを
確認してから、車で到着。

ホテル前にはレッドカーペットが敷かれ、フラワーシャワーで迎えてもらいます。

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ホテル入り口には両親が横に並んでスタンバイ。

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4人でパンと塩を持っています。

パンは豊かさの象徴、塩は魔よけを意味し、
「これからの二人の生活が幸せなものであるように」という願いを込めた
ポーランドの伝統儀式のひとつです。
"パンと塩の歓迎"(przywitanie pary młodej chlebem i solą )

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パンの真ん中が♥型にくりぬかれて、そこに塩が盛ってありました。
新郎新婦はパンに塩をつけて食べます。
私たちが食べる用のパンは指輪の形。

パンと塩の儀式が終わると、みんなにシャンパンが配られ、乾杯!
新郎新婦のグラスはリボンで繋がれています。
シャンパンを飲みほした後、「せーの!」でグラスを後ろに投げます。
これもポーランドの伝統儀式のひとつ。
割れた破片の数だけ結婚後に幸せが訪れる、といわれているそうです。

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えいっ!

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無事、ゲストに当たることもなくグラスは粉々に割れました。

で、その破片は、ふたりで掃除します。

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これが夫婦になって初めての共同作業(笑)というのがポーランド式。

そのあとは、お祝いタイムです!
ゲストが新郎新婦の前に列を作って、ひとりひとりお祝いの言葉をかけてくれます。

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祝福の言葉の後、右、左、右と計3回頬にキスするのがポーランドの風習です。
これは結婚式の時だけではなく、普段の挨拶でも同じ。
私はいまだに慣れなくて、左頬からスタートしようとして
相手とフェイントの掛け合いか!となることもしばしば…
この日もやりました…。

このお祝いの時に、プレゼントやご祝儀を渡してくれるゲストもいます。
ご祝儀は、ひとり200PLN(約5000円)くらいが目安のようです。
人によっては事前に「プレゼントと、お金とどっちがいい?」と聞いてくれることも。
聞いてくれた人にはAが「お金はいらないから、花の代わりに(花束はポーランドでポピュラー)
ワインを持ってきてくれたら嬉しいな」といったらしく、たくさんのワインをもらいました。

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新郎新婦の横には世話役のŚwiadkowaとŚwiadekがスタンバイして
ゲストからのプレゼントとご祝儀を管理してくれます。


33-001.jpg
日本語学校の私の生徒さんたち。
大きな箱の中には…

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なんと折鶴1000羽!!!
結婚式に千羽鶴、なかなか斬新なアイデア。
これで病気知らずの結婚生活まちがいなし!
みんなで手分けしてすこしずつ折ってくれたようです。ありがたや。

Aのバンド仲間からはこんなプレートを。

36.jpg
"Dobra żona jest wtedy gdy ma dobrego męża"
「良い夫を持つ際には、良い妻でいます」
ジョークのつもりでくれたのですが、なかなかぐっときました。
夫婦はお互いの合わせ鏡、ってことですな。


みんなからの祝福のあとは、いよいよパーティの始まりです!
時計の針はそろそろ午後5時を指そうかというところ。
みんなお腹ペコペコですー!

ポーランド結婚式-パーティ 編-へと続く→




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2012/08/24 (Fri) ポーランドの結婚式-教会挙式 編② 3つのサプライズ-

-ポーランドの結婚式-教会挙式 編①-に続き、ポーランドの結婚式レポートです-

16-1.jpg

式直前に神父さんに簡単に流れを説明してもらっただけでリハーサルなどもなく、
ぶっつけ本番で臨んだ挙式は、1時間ほどであっという間に終わった
という印象でした。私のポーランド語での宣誓はカミカミでしたけどね…。
でもこれは当事者の感想で、参列してくれたゲストたちにとっては
長い~ってなってたのかもしれません。
できあがってきたプロの写真の中に、神妙な顔つきの友人夫婦の後ろで、
大あくびをしている男子がひとり写っていたのがその証拠(笑)
(証拠写真はプライバシーのため載せませんが;))


挙式の最中に、3つの嬉しいサプライズがありました。

ひとつはAの友人のミュージシャン夫婦(だんなさんはサックス奏者、
奥さんは歌手)が式中の音楽を演奏してくれたこと。
もともと教会お抱えのオルガン奏者の人を頼んでいたのですが、
友人夫婦が教会側と話してオルガンに加えて演奏させてもらえるよう
お願いしてくれていたのです。
Aは、私が父と入場したときに聞こえてきたサックスですぐに「あ!R(友人)だ!」と
わかったらしいですが、私は式の半ばまで気づかず、
奥さんの歌う讃美歌が聞こえてきたところで初めて気づきました。
彼女の美しい歌声と、だんなさんのソプラノサックスの音色が
教会内に響いて、式の雰囲気がぐぐっとグレードアップされたように感じました。
他のゲストにも「教会の音楽がすごく良かったね」と言われました。


ふたつめのサプライズは、式が始まってすぐのこと。
父とバージンロードを歩いて着席し、神父さんの式開始の言葉に続いて
神父さんのアシスタントの人が聖書からの一節を朗読。…と、アシスタントの人、
なんだか見慣れた顔のような…?あれれ?と思って二度見すると
朗読しているのはなんと、教会の司祭服を纏った日本語学校の生徒さん、Gくん!
予想外の展開に驚いていると、続いて祭壇に上がったのはこれまた私の生徒さん、
Aさん。Gくんが朗読した一節を日本語に訳して読んでくれました。
どうやら、彼女たちも事前に教会側と連絡を取って私たちへのサプライズを
用意してくれたようなのです。これには本当にびっくり。

読んでくれたのは

「新約聖書 コリント人への第一の手紙・13章」

たとえ私が 人々の言葉や御使い達の言葉を語っても

もし愛がなければ 私はやかましい鐘や騒がしい鐃鉢と同じである。

たとえまた 私に予言をする力がありあらゆる奥義とあらゆる知識に通じていても

また 山を移すほどの強い信仰があっても もし愛がなければ 私は無に等しい。

たとえまた 私が自分の全財産を人に施しても

また自分の身体を焼かれるために渡しても

もし愛がなければ いっさいは無益である。

愛は寛容であり、愛は情深い。また、ねたむことをしない

愛は高ぶらない、誇らない、不作法をしない

自分の利益を求めない、いらだたない、恨みを抱かない

不義を喜ばないで真理を喜ぶ。

そして すべてを忍び すべてを信じ すべてを望み すべてを耐える。

愛はいつまでも絶えることがない。

-中略-

このように、いつまでも存続するものは「信仰」と「希望」と「愛」と、

この3つである。

このうちで最も大いなるものは「愛」である。


この一節は「愛の賛歌」と呼ばれていて、結婚式でもよく読まれる一節だそうです。
私はキリスト教徒ではないけれど、日本語で読まれたこれらの言葉はすーっと
心に入ってきました。

以上二つが、私たちの友人たちが用意してくれていたサプライズでした。
これらのサプライズを承諾してくださった教会側にも感謝の気持ちでいっぱいです。


そしてもうひとつのサプライズは…

私の双子の兄が大泣きしたこと!
バージンロードを歩いている途中から、母や兄夫婦がいる左側前方席から
「うう…ズルズル…ズルズル」とかなり大きめのすすり泣きが聞こえてきました。
日本から来てくれた私の親友(♀)かな?と思っていたら、
横を通り過ぎる際に、兄が握りしめた青いハンカチがばっちり見えました(笑)。
バージンロードはこれまでの思い出が走馬灯のように流れて
しんみりするんだろうな…とか想像していましたが、
完全に兄の涙に気持ちが持っていかれました(笑)

式後、教会前でみんなに祝福してもらった際にも、
兄は「ogrod、おめでとう、本当によかったね。
A、ogrodを大事にしてよ、宜しく頼むよ」
といいつつ、また大泣き。うるうる、とかではなく、完全に号泣、男泣き。
兄は、母のお腹の中にいた時から大きくなるまで、いつも隣にいた親友のような存在で
Aとのことも、付き合い始めの両親に反対されていた6年前から
ずーっと味方でいてくれたので、今回、私たちが無事に結婚式を迎えられたことを
自分のことのように喜んでくれました。
その気持ちと涙がすごく嬉しかったけど、あんなに泣いている人、
他にいなかったなあ:D
まわりにいたゲストもびっくりしてました。
後で「ああいう男の涙って、素敵だね」とヨーロッパ女子たちは言っていたけどね;)


そんなわけで、サプライズいっぱいだった挙式が無事に終わったあとは、
ポーランドの伝統あふれる、新郎新婦ウェルカムセレモニーへと続きます→

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プロフィール

ogrod

Author:ogrod
2010年秋からポーランド南西部在住。
異国での日々の生活、身の回りのできごとをぼちぼち綴っています。

Copyright(c) "MICHIKUSA KOMACHI" by ogrod All Rights Reserved
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